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カバー工法って一体なに?葺き替えよりいいの?
カバー工法とは?
カバー工法は、既存の屋根にガルバリウム鋼板という強度の高い鋼板材を載せてる屋根塗装の工法です。
耐久性が高いだけではなく、既存の屋根を外さないため屋根を産廃処理として出さずに済むメリットがあります。
カバー工法はコスト削減にも繋がります。
というのは、既存の屋根の多くはアスベストを含んでいるため廃棄処理に30〜50万円ほどの余分な費用がかかり、屋根葺き替えしようと思うと屋根の設置だけではなくこの処理費用を負担しなければならないところ、カバー工法ならこの処理負担がなくなるためです。
さらに、屋根塗装は10年持つのが精一杯ですが、カバー工法で使用するガルバリウム鋼板は25〜30年のメーカー保証が付いています。
それだけメーカーも自信を持っている商品なのです。
カバー工法の重みで家が倒壊する恐れはない?
上からかぶせる=重くなると考えるのは自然ですが、これまで台風でカバー工法の屋根が飛んだり、家が倒壊したという事例はございません。
またカバー工法の板は、重さでいうと平米5kgです。
スレート屋根の1/6、瓦屋根の1/10の重さでしかありません。
ですから、現状のスレート屋根の上にカバー工法でガルバリウム鋼板を乗せたところで全く問題はありません。
それどころか、カバーには遮音効果があるので、屋外のノイズをシャットダウンする効果がありますし、また断熱性も高いため家の中が前より涼しくなったというケースもたくさんございます。
カバー工法は何年前から行われているの?
20年ほど前から取り扱う業者もいましたが、現在と比べて大変高価でした。
しかしこの5〜6年でメーカーの価格もダウンしてきて、カバー工法を取り扱う業者も増え始めています。
弊社ですとカバー工法が9割で屋根を葺き替える工法は1割ほどしか取り扱っていません。
葺き替えと金額はどれくらい違う?
一般的な大きさのお宅ですと、屋根葺き替えとカバー工法では、50〜80万円ほどの差が出ます。
しかしカバー工法が実施できない場合もあります、例えば屋根が瓦の場合などです。
また、他にも下地の劣化がひどい場合、下地から作り直す必要があるためカバー工法は施法できません。
特に築20年以上でも一度もメンテナンスしていないようなお宅では、下地がかなり痛んでいる場合があります。
カバー工法のデメリットは?
塗装に比べると金額が高くなることです。塗装の金額の約3倍ほどの費用がかかります。
一般の住宅で塗装費用が25万円だとすると、カバー工法は75万円ほどになります。
ただ長期的な視点からは、カバー工法は塗装よりも安くなる可能性があります。
というのは、屋根は常に陽に照らされて、雨にさらされますし、塗装だけで何十年も保つことがないためです。標準的には8年ほどでしょうか。
一方カバー工法は30年はもちます。塗装が保つ期間が8年だとした場合、その間に3回の塗装が必要となります。
そして毎回足場を組まないといけないので、そこでも無駄な費用が発生してしまいます。
ですから、長い目で見るとカバー工法にするメリットがたくさんあるのです。
種類は選べる?
弊社のツボ5では以下の2種類のデザインからお選びいただけます。
ディーズルーフィングデュプロマットスター(メーカー保証30年)
アイジー工業 スーパーガルテクト(メーカー保証25年)
弊社が試行錯誤して色々試してきた中で、クオリティが高く安心してお勧めできる屋根材を使用しています。
洋風な家はデュプロマット、それ以外はスパーガルテクトが人気です。
それぞれ4色ずつあります。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。