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屋根の応急処置って自分でできる修理依頼には追加料金が必要?それとも無料?
先日の台風15号の被害に遭われた方は多くいらっしゃると思います。お見舞い申し上げます。
中でも屋根への被害は甚大だったのではないでしょうか。瓦が落ちてしまったり、屋根そのものが吹き飛ばされてしまったりなどです。
実際弊社に相談いただいたケースでも、トタン屋根が50mほど飛ばされてしまったお客様もいらっしゃいました。
屋根に被害があるとまず、「応急処置をしないと」と考えますよね。
しかし、ご自身で作業をすることはオススメしません。
被害が甚大だった千葉の館山でも、屋根の応急処置をしようとした方で落下事故が起きてしまいました。
とはいえ、台風直撃後などで業者が立て込んでいて全く来てくれない、自分でやらざるを得ないという場合もあると思います。
そこで本日は、なんとか自分で工事をしなければならない時に注意するポイントをお伝えします。
自分で屋根に登る時に気をつけてほしいこと
1、作業靴を履く
作業靴には滑り止めがついています。落下事故防止のため非常に重要です。
ホームセンターに行くと1000〜2000円で売っていますから、絶対に着用するようにしてください。
2、無理をしない
全部をきっちりやろうとすると無理な体勢になったりします。
登ってみて、落ちる怖さを感じたらすぐにやめましょう。無理な部分はプロの業者に任せましょう。
自分で応急処置できること
1、落下した部分にブルーシートをはる
ブルーシートを防水テープで固定したりビスで固定することは比較的簡単に行うことができます。
2、防水テープを貼る
防水テープを貼ることは応急処置として有効です。ホームセンターに行って店員さんに、水に濡れても丈夫なテープを下さいというと教えてくれます。
逆に言うと、できることはそれくらいです。
何度も申し上げますが、危険なのでできるだけ自分では作業しないようにしてください。
我々屋根修理業者は台風が来ると、大量の問い合わせをいただきます。今回の台風でも数十件の現地調査依頼がありました。
台風で被害が発生しましたらできるだけ早くお問い合わせください。そうしますとこちらも早く伺うことができます。
また台風による屋根、外壁被害は火災保険を利用した修理が可能です。
弊社は火災保険の申請代行もサポートしておりますのでご安心ください。
現地調査時に応急処置もさせていただきます。
台風の応急処置にかかる費用応急処置費用は15000円となっております。※応急処置だけのご依頼も承っております。
弊社で現地調査した台風15号の被害状況
こちらは金属屋根が吹き飛んでしまっています。
防水シートも剥がれてしまっており、いつ雨漏りしてもおかしくありません。
こちらはスレート屋根の棟板金が吹き飛んでしまっています。破片で隣の家の車を傷つけてしまったようです。
こちらは瓦が吹き飛んでしまいました。
応急処置として防水シートをかぶせて防水テープで固定しています。
まとめ
台風が来ると業者も手一杯になってしまって、なかなか修理されないと言うこともあるかと思います。
簡易的な工事でしたらご自身で出来るかもしれませんが、訓練を積んでいない方が屋根に上って工事することは大変危険です。
なるべく、プロの業者にお任せいただくようご案内しております。